何もかもを失う自己破産について
数年前、私の身近な親類が自己破産をしました。原因は、連帯保証人になってしまったことです。手持ちの貯金は、ほぼなくなってしまいました。それでも、首が回らず、あえなく自己破産という形を取ったのです。
自己破産のデメリットを理解してから行う
なので、持っていた家も手放すことになってしまいました。ローンも残っていたので、それまでコツコツ支払っていた分は、もちろん無駄になってしまいます。
自己破産をすると、借金がチャラになるという簡単なものではありません。前述のように、家もなくしましたし、何より家族の信頼は完全に失ってしまうでしょう。まず、住まいを奪われる訳ですから、そのストレスは計り知れないと思います。
私だったら、前向きに一緒にやり直そうだなんて、割り切れません。恐らく、一生恨めしく思うと思います。家族として続けていく自信はありません。
自己破産は、家や家族の信頼の何もかもを失ってしまいます。私は、そのことを身近な親類を通して目の当たりにしたため、本当に怖いと学びました。